とある聴覚センターに行って5名の年配の難聴の方に試していただきました。
●最近補聴器を付け始めた50dBHLの女性:とても気に入っていただきました。
息子さんに聞いてみるので「使うためには何が必要なのか」ノートに記述を求めてくださいました。
電話は普通にできるけれど、留守電が聞こえないのが悩みだそうです。
やはり補聴器ではワンワンと音がうるさくて声が聞き取れないため困っていたとのことです。
●6級の女性:とても気に入っていただきました。
スマートフォンは気になっていたので購入を検討すべくiPhoneとiPod touchについて調べてみるとのこと。
●両耳補聴器の2級の100dbHLの女性:iPhoneが相手から1m離れると聞こえなくなりますが、50cm以内なら問題なく聞き取れていました。
ソフトバンクで障害者割引はない?って聞かれました。
とても普通に会話されるので、この方は聞くまで2級だとは思いませんでした。
●2級の85歳の男性:音は入ってきていますが、声として認識できないとおっしゃっていました。
両耳聴力は落ちているけれど片方だけ補聴器を付けられていて、だいぶ聞き分け脳力が落ちているそうなので、慣れが必要だとわかりました。
●右は全く聞こえないけど左は正常の男性:普通によく聞き取れていました。
知り合いが電話をかけてくるのですが、こちらから一生懸命話すけど向こうが聞き取れなくて困っていると、周りの方達の心配をされていました。
連絡先を教えて欲しいと言ってくださったのでお渡ししました。
ご友人でもお困りのことがあったらご連絡くださいませ。
ききとり上手のテストをした方が良いよ、それが自分たちのためになると難聴のお友達と話されていました。
一生懸命作ってきた甲斐があります。ありがとうございます。
また、話したら文字が出てくる音声認識のアプリはないかと聞かれましたので、最近お気に入りの「Dragon Dictation」を実演付きでご紹介しました。
年配の方でも新しいモノにも前向きな方はいらして、とてもうれしく感じました。
例によって設定は様々で、まずは何も音が聞こえないという方がいなくてホッとしました。
聞き分け脳力の訓練が必要な状態の人達がいますね。
補聴器も慣れるのに少し時間がいるのと同じように、ききとり上手から流れる音に慣れるのにも時間が必要です。それが何の言葉であるかを脳が覚えてくれるための時間ですね。
2級でもだいぶ耳の状態によって差がありました。
本当に驚きました。
耳が普通に聞こえている職員の4人の方達にも試していただきました。
勘の鋭い方がいらして、多くの説明がいりませんでした。
ガンマイクをつけて、指向性と距離のチェックをみんなでわきゃわきゃとテストしてました。
耳が遠くなったご自分のおじいさまと会話するときに使えるなぁ~っておっしゃっていました。
私も難聴者の方達のききとり上手での聞こえ具合をたいぶ察することができるようになってきた気がします。
ききとり上手をしていない通常のほうが、どの程度の方なのかわからないくらい。(汗)
後は、耳の状態にあわせて最適な設定をすぐにご提案できるようにしたいと思いました。
ご協力ありがとうございました!
